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経済

観測関連株、9月の取引を終える 東亰精密光学は大幅高、八谷計器は方向感なく越月

2026年(透暦52年)9月30日 (経済部・甲斐谷連) English

©東亰新報

観測関連株は30日、9月最後の取引を終えた。台瀛の瀛創科技との部材調達協議(既報)を追い風に上昇基調を強めた東亰精密光学に対し、八谷計器は月間を通じて方向感に乏しい値動きにとどまった。星洲取引所のTDI先物も月間ベースで上昇し、消費者庁研究会は指数連動価格の議論に今月の値動きを新たな資料として加える方針。

■ 9月最終売買日

30日の東亰証券取引所は、観測関連株にまとまった商いが集まったまま9月最後の取引を終えた。東亰精密光学は前日比で続伸し、8月末からの月間では市場関係者が「今年に入って最大級」と口をそろえる上げ幅を記録した。八谷計器は小幅高で越月したが、月間を通してみれば上下に振れながらも方向感を欠く展開だったとの評価が多い。

■ 東亰精密光学、瀛創科技との協議が終始追い風

東亰精密光学は既報のとおり、月初の窓条約報道でのストップ高から始まり、台瀛の電子部品大手・瀛創科技との部材調達協議の進展を追い風に上昇局面を重ねた。14日の初回オンライン協議、25日の供給素案取りまとめ最終盤、そして29日の正式合意(いずれも既報)と、節目ごとに買いを集めた形だ。小田切悟社長は30日、月間の値動きについて「脱ドイチェという構図とは距離を置いてきたつもりだが、市場がどう見るかは会社では決められない」とコメントした。10月末の本契約合意に向けた交渉が来月上旬にも始まる見通しで、市場関係者は「素案合意で一度材料が出尽くした分、次の山は本契約交渉の行方」と話す。

■ 八谷計器、記録更新と急落の反動で越月

八谷計器は月初、上場来高値を更新した直後に既報の4.3%安(上場来高値更新以来最大の下落率)を記録し、その後も玄洲の反復揺らぎ確認発表(22日)などの材料が出るたびに一進一退を繰り返した。ある証券会社アナリストは「一つのニュースへの反応が翌日には反落するパターンが多く、月間の値動きとしてはらしくない一カ月だった」と話す。

■ TDI先物、星洲市場から見た9月

星洲取引所のTDI(東亰漂着物指数)先物も、観測株と歩調を合わせる形で月間ベースで上昇した。星洲の先物担当者は「玄洲発表や窓条約交渉といった政治日程に、値動きが素直に反応した月だった」と振り返る。個人投資家層への波及も既報のとおり続いており、証券会社への問い合わせは9月を通じて高水準が続いた。

■ 消費者庁研究会、9月の値動きも資料に

指数連動価格を検討する消費者庁研究会(座長・深沢律子)は、17日の初会合以降、既報のとおり大潮期間の保険料率や観測株の乱高下を論点に加えてきた。事務局は「9月一カ月の値動きは、事前表示や根拠予報の明示といった論点を具体的に検証する材料になる」として、次回会合の資料に月間データを盛り込む方針を示した。

■ 10月の焦点

10月は、東亰精密光学・瀛創科技の本契約交渉開始に加え、既報のノルディア連合議長来亰(10月6日ごろ)、窓条約多国間協議に向けた日程といった外交日程が相次ぐ。市場関係者の多くは「政治日程で動く月がまた続く」との見方で一致している。

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