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    記者、話題の呼吸法を1カ月試した 「視えなかったが、朝は気持ちよかった」

    中高生の間で流行する「視える」系呼吸法動画について、本紙記者が実際に1カ月間試した一人称企画。小型漂着生物が視えるようになるとされる呼吸法を毎朝続けた結果、何も視えることはなかったが、思いがけない副産物があったという。

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    窓室の湯呑み、作っているのは常滑の三代目 「割れ方まで報告される器」

    次元調査課の窓室に置かれ、窓番の連載「窓番日誌」にも度々登場する湯呑みは、常滑の窯元三代目・榊原周造さん(59)が手がけていることが本紙の取材で分かった。5窓すべてに同じ型を納めており、「割れた、欠けたという報告まで律儀に届く器は、これだけだ」と笑う。

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    岸辺の人々(10) 継ぐ、という立ち方 志方朝日さん(35)

    28日発表された岸渡りの二世立会人正式化(既報)を受け、認定講習の受講を検討している漂着二世の志方朝日さん(35)を訪ねた。連載「岸辺の人々」の10回目は、9回目で取り上げた一世立会人・潮田一さん(73)の側からではなく、これから立会人になろうとする二世の側から、制度の変わり目を見つめる。

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    潮を読んで二十年、いまは天気を読む 元「潮読み」の予報士転身

    潮送り競技・砂町漕艇部で二十年近く「潮読み」を務めてきた波多野汐路(はたの・しおじ、52)が、湾岸テレビ(BTV)の朝の情報番組で天気予報コーナーを担当するようになって半年が経った。潮の満ち引きを読んで出発時刻を決める仕事から、翌日の天気を読む仕事へ。畑違いに見える転身の裏には、TDA予報課との縁があった。

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    「お預かりしています」 持ち主の見つからない荷物、芳名帳に並ぶ言葉

    既報の子ども靴1足(第122系統、9月21日登録)は今週、鑑定を終えるまでの間、市立漂着物資料館の「持ち主が現れない荷物」展の一角に一時展示されている。三輪車から鍋、木箱、長靴、そして今回の靴へと続く「第31系統」の生活用品群は、この街で「暮らしの気配の濃い系統」「隣の世界」と呼ばれてきた。落とし主が名乗り出ることのない荷物を前に、来館者が芳名帳へ書き残す言葉には、ある共通した型があるという。

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    岸辺の人々(9) 立会人として、あと何年立てるか 潮田一さん(73)

    岸渡りの立会人を四十年近く務めてきた潮田一さん(73、漂着一世)は、市が検討する立会人名簿制度の対象者の一人だ。一世約480人のうち体力面で立会可能なのは百数十人という既報の数字に、潮田さん自身も含まれる。連載「岸辺の人々」の9回目は、儀礼の内側から名簿制度を見つめる。

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    九重果林さん、次回作は「霧の外側」 九霧の関係者への聞き取り61人目

    在野研究者・九重果林さん(52)が次回作の主題に据える湾岸九霧事象について、聞き取りが61人目に達したことが11日、分かった。今回で会った相手は「九霧の会」世話人の迫田佳寿子さん(70)。学界からの黙殺が続く九重さんは「今回は、霧の中で何が起きたかではなく、霧の外で人がどう待っていたかを書く」と話す。

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    岸辺の人々(8) 施設のテレビで聴いた「同じ歌」 深浦タキさん(88)

    漂着記念日の式典に来られなかった一世18人の一人、深浦タキさん(88)は、湾岸のふれあいホームで職員や他の入所者とともに中継を見た。歌詞の意味は伝わらないまま、それでも「同じ歌」だと分かったという。式典から3日、施設での日々を訪ねた。

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    岸辺の人々(7) 岸谷タネさん、101歳が「聴く係」で聴いた初めての本物

    9月7日正午、岸浜公園。101歳の岸谷タネさんは「聴く係」と自ら決めていたとおり、子守唄の間、まぶたを閉じたまま身じろぎ一つしなかった。炊事場で幼い頃に聴いた歌が、51年の時を経て初めて人前で歌われる瞬間だった。

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    採譜者・岸浦汐さん、本番前夜の譜面点検 「歌える者を、また一人」

    「岸の子守唄」を半生かけて採譜してきた音楽教師・岸浦汐さん(74)は6日夜、公民館で明日の本番用の譜面を最後に点検した。全13番の歌詞は今も「意味未詳」のまま、対訳を配らない方針を貫く。連載「岸辺の人々」で紹介してきた一世の一人でもある岸浦さんに、本番前夜の思いを聞いた。

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    「岸の子守唄」本番前、最後の合同練習 37人、意味知らぬまま声を合わせる

    漂着記念日(7日)の式典で初めて公の場で歌われる「岸の子守唄」の合同練習が5日、湾岸市民会館で行われた。既報のとおり湾岸第三中を中心とする37人の合唱団による本番前最後の全体練習で、採譜者の音楽教師・岸浦汐さん(74)が口移しで最終確認をした。歌詞の意味は式典でも読み上げられない方針が改めて確認された。

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    岸辺の人々(6) 岸谷タネさん(101) 「今年は、聴く係ですから」

    9月7日の漂着記念日式典に招かれる漂着一世121人のうち、最高齢は101歳の岸谷タネさんだ。1975年の漂着当時すでに50歳だった。深川の長屋で二世の孫夫婦と暮らす岸谷さんに、52年という歳月と、式典への思いを聞いた。

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    号令なしの午後7時 「秋の窓の日」初の統一点灯、潮見橋に灯りの列

    湾岸発の新風習「秋の窓の日」の2日夜、発祥の地とされる潮見橋通り商店街で初めての「統一点灯」が行われた。といっても、号令も合図もない。「だいたい7時」に、それぞれの店が、それぞれの窓に灯りを置く——それだけのことのために、日暮れの商店街は歩道が埋まる人出になった。

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    呼気三十六回、ひと月の夜 流行の「月輪呼吸」、記者が試した31日間

    「小型の漂着生物が視えるようになる」——そんな触れ込みの呼吸法「月輪呼吸(がちりんこきゅう)」が中高生の動画界隈で流行している。教材もある。買えば3万8千円。買わずに試せる範囲で、45歳の記者が8月の31日間、毎晩実践した。結論から書く。何も視えなかった。ただし、報告すべきことが何もなかったわけではない。

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    窓辺の灯り、今年は二度目 湾岸「秋の窓の日」あす初の統一点灯

    湾岸発の新しい風習「秋の窓の日」(9月2日)を前に、発祥の地とされる潮見橋通り商店街では1日、各店が窓辺に灯りを並べる準備に追われた。7月2日の「窓の日」に対し、秋の実施が広く呼びかけられるのは今年が初めて。商店街は2日午後7時の「統一点灯」を予定している。

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    「岸の子守唄」、本番前最後の合同練習 発音より先に、眠くなる声

    9月7日の漂着記念日に初めて公の場で歌われる「岸の子守唄」の合同練習が30日、深川の市民会館で行われた。歌うのは市内の中学生合唱団28人。採譜した漂着一世の音楽教師、岸浦汐さん(74)が立ち会った。

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    『一九七五年の窓』増刷20回 学界の沈黙と、読まれ続ける理由

    在野研究者・九重果林さん(52)の著書『一九七五年の窓』が増刷20回を突破した。揺らぎ起源に「意味」を求めるその筆致は学界から黙殺され続けているが、刊行から3年、読者は増え続けている。

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    岸の子守唄、初の公開合唱へ最終リハーサル 岸浦さん「歌える者が三人、増えた」

    半世紀ぶりに譜面化された「岸の子守唄」が、9月7日の漂着記念日の集いで初めて公の場で歌われる。29日、ハーフの中学生合唱団が採譜者の岸浦汐さん(74)を招いて最終リハーサルを行った。

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投札、見学は毎週稽古日に。

潮見橋商店街投札会。名人の技、間近で。