六角球、東亰ヘクスに今季初黒星 「湾岸ダービー」は深川ペリカンズが制す
六角球第5節「湾岸ダービー」は1日夜、湾岸アリーナで深川ペリカンズが東亰ヘクスを6-5(1角)で下し、開幕から無敗を続けてきたヘクスに今季初黒星をつけた。岸浦律選手は4戦連続だった複数辺を止められ、「調子は壁の外にもあるが、今夜はそこにもなかった」と振り返った。
■ 開幕4連勝のヘクス、今季初黒星
六角球第5節「湾岸ダービー」は1日夜、湾岸アリーナで東亰ヘクスと深川ペリカンズが対戦した。開幕から4連勝で単独首位を走ってきたヘクスだったが、深川ペリカンズが6-5(1角)で勝利。ヘクスにとって今季初めての黒星となった。深川ペリカンズは消化4試合目で2勝1敗1分とし、既報の北都戦勝利に続く今季2勝目を挙げた。
■ 岸浦律、4戦ぶりに複数辺止まる
既報のとおり第2節から4試合連続で複数辺を記録してきたヘクスのエース・岸浦律選手(24)は、この日は1辺にとどまった。試合後、岸浦選手は「相手の守りが、こちらの得意な角をずっと塞いでいた。調子は壁の外にもある、というのが自分の持論だけれど、今夜はそこにもなかったということだと思う」と率直に振り返った。前半はヘクスが3-2とリードしたが、後半に深川ペリカンズが逆転し、終盤の攻防を制した。
■ 深川ペリカンズの立て直し
深川ペリカンズは9月、浪速シックスとの引き分けを挟みながらも、既報の北都戦勝利でシーズン初勝利を飾っていた。主将の江南周選手(26)は「ダービーで勝てたのは、うちにとって一番欲しかった結果。ヘクスさんは強いチームだから、今夜の勝ちで浮かれず、来週の相手にまた一から向き合う」と冷静にコメントした。
■ 順位表の変動
第5節終了時点の順位は、東亰ヘクス4勝1敗(首位)、尾張3勝1敗(消化4試合)、深川ペリカンズ2勝1敗1分(消化4試合)、浪速シックス1勝1敗1分(消化3試合)、北都0勝4敗。既報のとおり尾張は9月26日にヘクスに敗れ開幕からの連勝を止められているが、首位との差は今回のヘクス黒星でさらに縮まった。
■ 審判席から見えたもの
この日、審判団の一人は試合後「ヘクスの守りはいつも同じ角から来ると分かっていても止められない、という強さだった。今夜はそれを深川さんが先に読み切っていた」と話した。深川ペリカンズは今季、第3節を試合なしで迎えるなど出入りの多いシーズン序盤だったが、守備の連係だけは9月を通じて崩れなかったという。岸浦選手も「負けた試合の映像ほど、あとで見返すと発見が多い。来週までに直す」と前を向いた。
■ 今後
次節の日程は近日発表の見通し。リーグ広報は「シーズンはまだ6分の1が終わったところ。ダービーの結果ひとつで浮き沈みする段階ではない」とコメントしている。既報のとおり、六角球リーグは12クラブ制で来年3月までの長丁場が続く。



