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瑠海王国の先行実務団、来亰 カイエ3世19日到着へ最終調整

2026年(透暦52年)10月18日 (社会部・真柴湊) English

©東亰新報

瑠海王国のカイエ3世(34)の国賓来訪(19〜22日、既報)を前に、同国王室の先行実務団が18日午前、羽田空路で来亰した。侍従長トゥイ・マカレア氏(52)が率い、随行3人を含む4人編成。19日の到着・市長表敬から22日の離亰までの日程と警備の最終確認を、外務省・宮内庁・東亰刀士会・監視業組合の担当者と行った。

■ 本隊より1日早く、羽田空路で

既報(16日)のとおり、瑠海王国のカイエ3世は19日午後に羽田空路で到着する予定だが、その前日となる18日午前、本隊に先行する実務団4人が同じ空路で来亰した。団長は王室侍従長のトゥイ・マカレア氏(52)。瑠海の漂着系に多い、耳の縁が薄く尖った「鰭耳」の系統で、王室の式典・外遊に長く携わってきたという。到着ロビーでは外務省儀典担当者が出迎え、その場で4日間の分刻みの日程表が手渡された。

■ 19日から22日、分単位の確認

実務団は18日、外務省・宮内庁の担当者と合同で、既報の日程——19日の到着会見と鵜飼素子市長への表敬、20日の鑑定協力協定拡大の署名式と第三鑑定センター視察、21日の第1窓「灯しの街」見学、22日の離亰——について、会場への入退場経路や随行人数、写真撮影が可能な範囲まで分単位で確認した。警備を担う東亰刀士会・潜行監視員の担当者も同席し、既報どおり刀士が式典警護に、監視員が夜間を含む周辺巡回に当たる配置を最終確認したという。

■ マカレア氏「陛下はいつも配信で読んでいる」

取材に応じたマカレア氏は、国王の人柄についてこう語った。「陛下は東亰新報を、配信が始まって以来ずっと読んでいらっしゃいます。灯しの街の記事が出た日は、必ず誰よりも早く話題にされます」。既報(16日)のとおりカイエ3世は曾祖母の言葉をよく引用する「配信王」として知られ、灯しの街を自分の目で見ることを楽しみにしているという非公式な意向は外務省にも伝わっている。マカレア氏は「今回は公式日程以外の配信は控えると決めていらっしゃいますが、戻ってから何をお話しになるかは、私にも分かりません」と笑いながら付け加えた。

■ 碧海諸島の在京関係者も合流

既報(16日)のとおり、瑠海の隣国・碧海諸島の在京関係者は20日のレセプションに招待されている。18日の確認作業にはこの在京関係者も同席し、席次や挨拶の順についてマカレア氏側と意見交換したという。外務省筋は「碧海諸島の招待はあくまで式典上の配慮であり、協力拡大の約束を意味するものではない」と改めて線引きした一方、「瑠海と碧海諸島の関係を考えれば、同じ場にいることの意味は小さくない」とも述べ、既報(13日)の碧海諸島からの協力要請の行方を注視する姿勢もにじませた。

■ 20日の署名式、技官2人も出席

既報(12日)のとおり、瑠海への鑑定人材先行派遣(11月)を担う技官・梅津肇(42)、日和田香澄(35)の2人も20日の署名式に出席する予定。第三鑑定センターの蓑輪誠一・受け入れ担当も同席する見通しで、マカレア氏は「11月にお迎えする方々に、その前にお会いできるのを楽しみにしている」と話した。

■ 19日、いよいよ本番

実務団は18日夜、都心のホテルに入り、19日のカイエ3世到着に備える。鵜飼市長は定例会見で「数字を見てから騒ぎましょう、とはよく言うが、今回は数字より先に、まず粗相なく迎えることを考えている」と述べ、表敬訪問に向けた準備に触れた。4日間の国賓来訪は、この街にとって瑠海との関係が次の段階に進むかどうかを測る、最初の試金石になる。

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