六角球・第9節 東亰ヘクスが尾張に競り勝ち連勝8に、深川ペリカンズも2位固め
六角球リーグは25日、第9節が各地で行われた。首位の東亰ヘクスは湾岸アリーナで尾張と対戦し、5-4(1角)の接戦を制して連勝を8に伸ばした。岸浦律(24)は今節も複数辺を挙げ、連続記録を継続。2位の深川ペリカンズも浪速シックスを6-2(2角)で下し、首位との差を保ったまま今季2位の座を固めた。
■ 8連勝、だが今節は競り勝ち
既報(24日)どおり7連勝で独走していた東亰ヘクスは、25日の第9節で尾張と対戦し、前半を2-3(1角)とリードを許す苦しい展開になった。後半、岸浦律(24)が辺を取り返して同点に持ち込み、終盤に味方の追加点で5-4(1角)として逃げ切った。岸浦は試合後、「向こうの守備が今節は特に強く、今までの試合で一番きつかった。勝てたのは運も半分ある」と珍しく弱音に近い言葉を口にした。
■ 岸浦律、連続記録を継続
岸浦は今節も複数辺(2辺)を記録し、複数辺を挙げ続けている連続記録を継続した。既報どおりシーズン中に幾度か記録が途切れる場面もあったが、ここ数節は安定している。チーム関係者は「本人は記録のことは一切口にしないが、ベンチは毎回数えている」と話した。
■ 尾張、「乾いた壁」以外でも粘り
敵地での対戦となった尾張は、既報の堀川壁面での強さ(壁上競走での逸話)とは別の競技だが、湾岸アリーナでも最後まで食い下がった。既報の韓洋出身選手が今節も複数辺を記録し、チームの反撃を支えた。尾張は今節終了時点で3勝4敗となり、中位での苦しいシーズンが続く。
■ 深川ペリカンズ、浪速シックスを下し2位固め
同日、深川ペリカンズは浪速シックスと対戦し、6-2(2角)で快勝した。主将・江南周(26、既報)は「東亰ヘクスとの差は開いたままだが、2位の座を守ることに集中してきた。今節はその通りの試合ができた」と話した。浪速シックスは今節も黒星が先行し、下位での苦しい戦いが続く。
■ 次節は来週末、組み合わせは今週中に発表
次節(第10節)の組み合わせは今週中に発表される見通し。既報どおり、首位・東亰ヘクスと2位・深川ペリカンズの直接対決(「湾岸ダービー」)は今季これまでに2度行われており、再戦の有無も含め発表が待たれる。
■ ベンチの「数えている」話
既報どおり岸浦自身は複数辺の連続記録について一切語らないが、今節もベンチからは小さな拍手が起きた。試合後に居合わせたチームの用具担当は「本人がいないところで、誰かが黒板の隅に小さく数字を書き足している。本人に見つかったら『やめてください』と言われるのは分かっているから、こっそりやっている」と苦笑した。岸浦は取材の最後に「数字より、次節の相手の守備がどう来るかの方が気になる」と話を切り替えた。
■ 尾張、監督「守備の形は見えてきた」
尾張の監督は敗戦後、「堀川壁面の『乾いた壁』とは別の競技だが、守りで粘る形は尾張らしさだと思っている。今節は後半に突き放されたが、前半の守備は手応えがあった」と振り返った。既報の韓洋出身選手は今節の複数辺について「チームの守りが時間を作ってくれたから打てた辺だ」と仲間を立てる発言をした。
■ 短信・投札、沢渡と小此木が稽古継続
投札では、既報(10月9日・12日・14日)の名人・沢渡権蔵(77)と新鋭・小此木大地(23)が、11月の月例大会での再戦に向け稽古を継続している。潮見橋商店街投札会によると、両者の稽古日程は11月上旬まで週1回程度のペースで続く見通し。



