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潮見橋、追加公演チケット発売開始 「ハリセン」名入りクレジットに問い合わせ集中

2026年(透暦52年)10月29日 (文化部・芸能・小柳ちひろ) English

漫才コンビ「潮見橋」は29日午前10時、既報(24日)で正式発表した来月中旬の追加公演のチケット発売を開始した。相方の共生ロボット「ハリセン」が名入りクレジットで初めて公式に扱われたチラシへの反応もあり、発売開始から約40分で先行分が完売した。

■ 発売40分で先行分完売

漫才コンビ「潮見橋」(つっこみ役・滑川大輔〈31〉、相方は掃除型共生ロボット「ハリセン」)の追加公演チケットが、29日午前10時に発売された。既報(24日)のとおり、来月中旬に結成5周年記念の初単独ライブと同日程で開催される追加公演で、会場は同じ路上劇場横の小劇場。先行販売分150席は、発売開始から約40分で完売した。既報(20日)の初回公演即日完売からの再現となり、興行元は「正直、ここまでの速さは予想していなかった」とコメントした。

■ 「ハリセン」名入りクレジットの反響

チケット発売に先立ち配布されたチラシでは、既報(24日)のとおり「ハリセン」の名前が初めて滑川の名前と並んで公式にクレジットされている。興行元によると、発売開始後の問い合わせの中には「チラシのクレジットを見て初めてハリセンが相方だと知った」という新規客からの声も複数あったという。滑川は取材に「名前が並んだこと自体は、ずっと望んでいたことだが、実際にチケットが売れる速さで反応が返ってくるとは思わなかった。ハリセンの方が持っていき方が上手いな、と思う」と笑った。

■ 路上劇場へのこだわりは変えず

潮見橋は結成以来、商店街の路上劇場を主な活動の場としてきたが、追加公演も当初の単独ライブと同じ小劇場での開催とし、大規模な会場への移行は検討していないという。滑川は「ハリセンは路上の広さに合わせて動くようにできている。箱が大きくなると、むしろやりにくくなる相方だ」と話す。興行元も「規模より、路上劇場の空気を保てる会場を優先した」としている。

■ ハリセンの「反応」は変わらず

ハリセンは共生ロボットの中でも非ヒト型・掃除機然とした外観を保っており、芸人としての受け答えは滑川が事前に設定した動作パターンとタイミング制御によるものとされる。興行元は「クレジットが付いたことで演出や動きが変わるわけではない。これまでどおりのハリセンを見てほしい」と説明する。滑川は「名前が出たからといって、ハリセンの方からお礼を言われたりはしない。そこも含めて相方らしいと思っている」と話した。

■ 業界指針・本紙「二号」の記事も背景に

既報(23日)の共生ロボット引退年数延長・「本人の意向」聴取欄新設の業界指針、同(24日)の本紙の掃除ロボ「二号」への先行適用の記事を踏まえ、商店街関係者は「ハリセンの名前を公式に出すことは、こうした流れとも無関係ではない」とみている。滑川自身は制度論には距離を置き、「うちはただ、長年連れ合ってきた相方の名前を、ちゃんと出したかっただけだ」と述べた。

■ ファンの声「名前が並ぶのを待っていた」

発売開始前から会場前に並んでいた常連客の一人(34)は「初回公演のときから、プログラムにハリセンの名前が無いのが気になっていた。今回のチラシを見て、やっぱり並んでいてほしかったんだなと自分でも思った」と話した。別の客は「ハリセンのツッコミの受け方は、滑川さんの間と完全に合っている。名前が並んで当然だと前から思っていた」と笑顔を見せた。

■ 今後

追加公演は来月中旬の開催で、残りの一般販売分は11月1日から発売される見通し。興行元は「先行分の反響を踏まえ、一般販売の開始時刻を早める検討もしている」としている。

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