「灯しびと」主題歌、白瀬ユキに決定 「灯す仕事に、自分の声を重ねる」
灯火アニメーションは26日、来春TCTで放送予定の新作アニメ「灯しびと」の主題歌を歌手・白瀬ユキ(31)が担当すると発表した。既報(9月10日発表・10月25日主演声優決定)の作品で、主人公・声優の芦原颯(24)との顔合わせも同日行われた。白瀬は「岸の子守唄」のカバーで知られ、灯りをともす仕事を代々受け継ぐ少年を描く本作との相性が話題になっている。
■ 主題歌、白瀬ユキに決定
灯火アニメーションは26日、来春TCT放送予定の新作アニメ「灯しびと」の主題歌を歌手・白瀬ユキ(31)が担当すると発表した。既報(9月10日)どおり、本作は灯りをともす仕事を代々受け継ぐ少年を主人公に描く作品で、25日には主人公役に声優・芦原颯(24、既報)が正式発表されていた。白瀬の起用は、主題歌先行配信とともに来月上旬に発表される予定だったが、情報が26日に前倒しで明らかになった。
■ 「岸の子守唄」の歌い手が灯す物語
白瀬は既報どおり、バラード歌手として「岸の子守唄」のカバーで知られる。呉羽監督は「灯りをともす仕事というモチーフに、白瀬さんの声の持つ、静かに続いていく温かさがどうしても欲しかった。口説くのに半年かかった」と明かした。白瀬自身は「灯りをともす側の人の歌を歌うのは初めて。消えずに続くもの、受け継がれるものを歌にする難しさを感じている」と話した。
■ 白瀬と芦原、同日に初顔合わせ
26日、白瀬と芦原颯は制作スタジオで初めて顔を合わせた。芦原は既報(25日)どおり、本紙の次元調査面の記事を参考に役作りをしたと明かしている人物で、白瀬に「灯りをともす側の気持ちを声で教えてほしい」と話しかけたという。白瀬は「颯くんの声には、まだ伸びしろのある若さがある。それがこの役にはむしろ合っている」と応じた。制作陣によると、主題歌のレコーディングは12月に行われる見通し。
■ 既報ドラマとの連なりも
今回の起用は、既報(10月21日)の白瀬の12月12日・京橋ホール追加公演の発表とも時期が重なった。白瀬は「追加公演とレコーディングが近い時期に重なるのは初めてで忙しくなるが、どちらも『続いていくもの』を歌う仕事だと思えば不思議とつながっている」と話した。灯火アニメーションは既報どおり外来系技術ものに強いスタジオとして知られ、「灯しびと」は来春の放送開始に向け制作が本格化している。制作陣は既報(9月10日)の発表時点から「等身大の少年の声」を探していたとされ、主題歌・主演の両方が決まった26日は、社内でも「ようやく作品の顔が見えた」と話題になったという。
■ 小道具は「一本の蝋燭」
制作陣によると、主題歌のレコーディングに先立ち、26日の顔合わせでは絵コンテの一部も公開され、主人公が代々受け継いだ一本の蝋燭に火を移す場面が白瀬・芦原の前で説明された。白瀬は「蝋燭の火を絶やさない、という小道具の作り方そのものが、歌詞にしたいテーマそのものだと思った」と話し、呉羽監督も「主題歌の方向性が決まったことで、終盤のあの場面に音を乗せる自信が持てた」と明かした。
■ ファンの反応、「意外だけど納得」
既報の岸辺セブンファン層とはやや異なる層からも反応があり、配信サイトのコメント欄では「白瀬さんが主題歌とは意外だったが、灯りの歌だと言われると納得しかない」という声が目立った。制作陣は主題歌の先行配信を来月上旬に予定しており、脇役キャストの発表も追って行われる見通し。

