学生壁上競走、あす秋予選開幕 187校参加、豊洲工業×枝川高が初戦
学生壁上競走の秋予選が5日、亀戸第二壁面で開幕する。参加は過去最多の187校、うち初出場は62校。開幕第1試合は強豪・私立豊洲工業と、初出場の都立枝川高校の対戦となる。3日の公開練習「壁慣らし」を経て、連盟史上初の安全講習も義務化された。
■過去最多の187校
学生壁上競走の秋予選が5日午前、亀戸第二壁面で開幕する。学生連盟によると参加校は過去最多の187校で、既報の「汀島世代」による競技人気の高まりを反映し、初出場も62校に上る。開幕第1試合は午前9時から第4レーンで行われ、昨秋準優勝の私立豊洲工業と、部員9人・創部2年の都立枝川高校が対戦する。枝川高は既報のとおり旧東雲水門の壁面を練習場とし、夜間規制のため日没前に練習を切り上げる制約の中で開幕を迎えた。
■安全講習を初めて義務化
3日には全出場校を対象とした公開練習「壁慣らし」が同じ亀戸第二壁面で行われ、62校中56校、約500人が参加した。連盟は今季から、命綱の二重確認と「濡れ壁では登らない判断」を柱とする安全講習を史上初めて義務化しており、壁慣らしでの滑落数件もすべて命綱で停止し、けが人はなかったという。経験校は今回の講習の対象外だが、連盟担当者は「初出場校が急増した年だからこそ、型として残しておきたい」と話す。
豊洲工業の顧問は「相手が初出場だからといって様子見をするつもりはありません。うちはうちの登り方をするだけです」と話す一方、枝川高の顧問(41、競技経験なし)は「勝つことより、9人全員が安全に降りてくることが目標です」と語った。予選は11月の決勝(亀戸第二壁面)まで続き、開幕戦の結果は次号で伝える。

