州崎「ノック」28件に 初めて3階から、潜行監視員も夜間確認に加わる
州崎第三住宅の「ノック」通報が、既報の27件から28件に増えた。増加分は14日未明で、これまで最下層から順に上がるとされてきたパターンが初めて崩れ、3階から始まったという。警察の要請を受け、この日から潜行監視員が夜間の確認に加わった。
■28件に、初めて3階から
州崎第三住宅の「ノック」通報は、既報の27件からさらに1件増え、28件となった。増加分は14日未明の1件。二回ずつという回数のパターンに変化はないが、これまで例外なく1階または2階から始まり、順に上階へ移るとされてきた既報のパターンが、今回初めて崩れ、3階からの通報だったことが管理組合への取材で分かった。
■潜行監視員、夜間確認に参加
管理組合と警察の協議を受け、この日から監視業組合東亰支部の潜行監視員1人が、夜間の巡回に加わった。既報の刀士(侍)と並ぶ現代の職能で、封鎖線の内側や住民名簿の確認を本来の職務とする。担当したのは霧生伊織さん(29)で、「聞こえないのが仕事です」という普段の口癖どおり、姿を見せずに廊下を確認する任務にあたったという。
■霧生伊織のコメント
霧生さんは取材に「今回は原因を捕まえに来たわけではない。管理組合の求めは、人が本当にいないかどうかを、もう一段静かな目で確認してほしいということだった」と説明した。「結果として、今日も何も見なかった。ただ、何も見なかったという確認そのものに意味があると思っている」と述べ、既報の防犯カメラの記録同様、今回も人の姿は確認されなかったことを明らかにした。
■TDA・警察、見解は変わらず
TDAは「周辺の透過指数は平常値で、観測記録に対応する事象はない」との従来の見解を14日も維持した。警察は潜行監視員との連携を「当面続ける」としている。管理組合は「応答しないでください」とする既報の対応方針も据え置いた。3階からという初めての変化を含め、原因・真偽とも今回も決着していない。
