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星霧ピクチャーズ新作、主演は篠宮ひかり 湾岸ロケ、聖地巡礼に配慮

2026年(透暦52年)9月14日 (文化部・芸能・小柳ちひろ) English

©東亰新報

新興の映画会社・星霧(ほしぎり)ピクチャーズは14日、篠宮ひかりさん(27)主演の新作恋愛映画「窓のこちら側で」(仮題)を発表した。舞台は湾岸地区で、揺らぎ現場に近い実在の場所をロケ地に使うことから、聖地巡礼による混雑への配慮策もあわせて示された。公開は来春の予定。

■新作「窓のこちら側で」発表

星霧ピクチャーズは14日、京橋の本社で会見を開き、来春公開予定の新作恋愛映画「窓のこちら側で」(仮題)を発表した。主演は朝の連続ドラマ『窓の家』のヒロインとして知られる篠宮ひかりさん(27、漂着ハーフ)。監督は同社で初めての長編を手がける架川学(かけがわ・まなぶ)氏が務める。

■篠宮ひかり、恋愛映画は3年ぶり

篠宮さんが恋愛映画の主演を務めるのは3年ぶり。会見で「『窓の家』でずっと同じ町の同じ時代を演じてきたので、今の湾岸を舞台にした今の話をやれるのが単純にうれしい」と率直に話し、記者席から笑いが起きた。役柄は湾岸で働く保険会社の事務員で、既報の予報連動型保険を扱う設定という。篠宮さんは獣徴が耳と尾のみで、瞳は人間の色。役柄の設定でも獣徴を隠さない演出になるといい、「隠さない役の方が、正直、演じやすい」と話した。

■ロケ地は湾岸、揺らぎ現場に配慮

物語の舞台は東亰湾岸帯で、劇中には既報の透過指数の電光掲示や運行情報の徐行案内など、実在の生活風景がそのまま登場する。架川監督は「特別な事件を起こす映画ではない。揺らぎのある生活が、恋愛の背景としてどう馴染むかを撮りたかった」と説明した。撮影は湾岸の実在の遊歩道・岸壁付近で行う予定で、揺らぎ現場そのものには立ち入らない方針が示された。

■聖地巡礼対策、事前に公表

同社は公開前から、撮影地が「聖地巡礼」の対象になりやすいことを踏まえた配慮策を明らかにした。撮影スケジュールは近隣住民向けに事前告知し、公開後もファンの立ち入りが想定される岸壁沿いの区間には、既報の九霧の会の慰霊碑に近いことから、静粛を呼びかける掲示を常設する方針という。プロデューサーは「岸辺の歌のときのように、地域の行事や記憶がある場所で撮る以上、賑わいと配慮は両方いる」と述べた。

■監督のコメント

架川監督は次元調査面の記事にも触れ、「窓番の日誌や、傘の話のような、決着しない小さな話が、実はいちばん恋愛映画に向いていると思っている」と創作の背景を語った。TDA広報は今回の企画について「撮影許可は通常の手続きに沿って審査する。特別な優遇はない」とコメントした。

■現場の受け止め

会見に同席したプロデューサーによれば、撮影の打診を受けた岸壁沿いの町内会からは「式典や音楽祭で慣れているので、段取りさえ早めに教えてもらえれば構わない」との声が既に届いているという。既報の九霧の会・迫田佳寿子さんの慰霊碑にも近い区間だけに、撮影スタッフには献花台に触れない・撮影機材を慰霊碑側に向けないといった独自の内規を設けるとした。

■『窓の家』からの転身

篠宮さんは『窓の家』で1975年当時の家族を演じ続けて4年目に入っている。今回、現代劇の主演を引き受けた理由について「同じ現場で長く同じ時代をやっていると、今の自分がどんな顔で笑うのか、忘れそうになる瞬間がある」と明かした。架川監督は「朝ドラのヒロインという看板を、今の東亰でどう脱がせるかが、キャスティングの一番の関心だった」と振り返った。

■公開は来春、続報へ

公開は来春を予定し、キャスト全体の発表や主題歌の情報は今後、順次公開されるという。篠宮さんは会見の最後に「湾岸の人たちが見て、『うちの近所じゃん』と笑ってくれるような映画にしたい」と抱負を語った。

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