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餌だけが減った 枝川の排除措置、映像に何も残らぬまま封鎖600メートルに拡大

2026年(透暦52年)9月2日 (社会部・真柴湊) English

枝川の資材置き場で夜間作業員2人が負傷した事案で、TDA生物管理課は2日、捕獲用に設置した囲い込み設備の誘引餌が一夜で減っていた一方、併設の映像記録装置には該当時間帯に何も記録されていなかったと発表した。重量センサーは1日午前2時から3時にかけて3回の変化を記録している。同課は機器の不具合や小動物による持ち去りの可能性を含めて調べるとし、運河沿いの夜間封鎖を約400メートルから約600メートルに広げた。対象は依然、特定されていない。

■装置は動いていた

事案の経過はこうだ。8月30日夜に作業員2人が負傷し(1人は重傷のまま入院中)、同日未明の湾岸倉庫街の事案に続く39件目の排除措置となった。同じ日に2件の排除措置が並行するのは、透暦40年の制度化以来初めてだ。31日夜、同課は封鎖区域内に囲い込み設備を設置。誘引餌と赤外線の映像記録装置、床面の重量センサーを備える標準的な構成という。

1日朝の点検で、餌の減少が確認された。重量センサーは午前2時台に3回の変化を記録していたが、同時刻の映像には、風で揺れるテープのほかに何も写っていなかった。

「記録装置は正常に動いていました。欠落もありません」と同課の担当者は説明する。「記録される何かが、いなかったのか。いたが、写らなかったのか。その切り分けを、これから行います」

■封鎖、600メートルに

封鎖の拡大は、これまでの封鎖端部の外側で、新たにかじり跡1件が確認されたためだ。同課は周辺の事業所に追加の要請文を出した。前回の「異音を確認した場合は、確認に向かわず、その場を離れてください」に、今回は一文が加わっている。「対象を目撃した場合も、撮影は行わず、その場を離れて通報してください」

運河沿いの工場で夜勤に就く男性(48)は、静かに話した。「休憩室の窓から運河が見えます。この一週間、水鳥をまったく見ていません。それだけです。それだけなんですが——夜勤の仲間が、みんな同じことを言うんです」

■「継続する」とだけ

排除措置は過去37件のうち34件が捕獲で終わっている。今回の見通しを問われた同課は、「継続する」とだけ述べた。封鎖の解除時期は未定。負傷した2人のうち軽傷の1人はすでに職場に戻ったが、夜勤のシフトからは外れたという。

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一打は注意、二打は警戒、三打は避難。
東亰市防災課・TDA

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