観測株、「相互認識」で続伸 星洲TDI先物は3日続伸
第2窓の「相互認識」発表は、2日連続で動いた市場をさらに押し上げた。4日の東亰取引所で、既報の観測機器・鑑定関連株「指数相場」銘柄は続伸し、東亰精密光学は終値で前日比2.9%高。星洲の東亰漂着物指数(TDI)先物は3日連続の上昇となった。
■ 「指数相場」、2日連続の上昇から続伸
4日の東亰取引所で、既報(2日・3日)の観測機器・鑑定関連株「指数相場」銘柄は3日連続で値を上げた。東亰精密光学は前日比2.9%高で終え、八谷計器も2.1%高で引けた。市場関係者の一人は「『地図だった』『同じ世界だった』ときて、今日は『数えていた』だ。材料の質が毎日変わるので、腰の据わった説明がしづらい」と苦笑した。既報の量産ライン着工発表(10月29日)で買われていた東亰精密光学には、観測需要の拡大期待に加え、今回はロボット準人格論争の再燃を受けた非ヒト型ロボット関連需要への思惑も加わったとみられる。
■ 星洲のTDI先物、3日続伸
港湾都市国家・星洲で取引される東亰漂着物指数(TDI)先物は、4日の取引で3日連続の上昇となった。既報(2日・3日)の上昇幅と比べると今回はやや落ち着いた動きだったが、現地関係者は「材料が3日続いたことで、一時的な過熱ではなく観測関連セクターそのものへの関心の底上げとして受け止められている」と説明した。碧海諸島・瑠海王国との三カ国観測協力枠組み(既報)を見据えた思惑も一部にあるという。
■ 瑠海先行派遣の技官「向こうも、こちらを見ているなら」
11月10日に出発を予定する瑠海先行派遣の技官・梅津肇と鑑定官・日和田香澄(いずれも既報)は、出発準備の合間に今回の発表を知らされたという。梅津は取材に「拾う国である瑠海が持つ鑑定協力の価値が、向こうがこちらを見ているかもしれないという話と結びついて、改めて評価されるとしたら悪い話ではない」と話した。瑠海側の外務省筋も「観測協力の重要性を裏づける材料として引用されるだろう」とコメントした。
■ 「材料が尽きたあとの反落」にも警戒
別の市場関係者は「3日続いた材料がいつまで続くかは誰にも分からない。次元調査課自身が『以後、回数は書かない』と方針を示した以上、同じ種類の材料はもう出にくい」と指摘し、反落への警戒も示した。もっとも「ロボット準人格論争という別の筋に材料が乗り換わった以上、観測株だけでなく共生ロボット関連株にも波及する可能性がある」との見方も出ている。
■ 甲斐谷連、記者の目
3日間、同じ「観測株」という見出しを書き続けて気づいたのは、株価が上がった理由の説明が、日を追うごとに短くなっていったことだ。「地図だった」も「同じ世界だった」も「数えていた」も、最初の一文で市場関係者が納得してしまう。慣れというより、世界の方が市場に追いついてきたのだと思う。





