「灯しびと」、脇役キャスト発表 主人公の相方役に新人・愛内すずな
既報(10/25)で主人公役が決まったアニメ「灯しびと」の脇役キャストが2日、発表された。主人公の相方役には声優デビュー2年目の愛内すずな(22)が起用され、既報の芦原颯(24)との初顔合わせも同日、報道陣に公開された。
■ 相方役、新人の愛内すずな
灯火アニメーションは2日、来春TCT放送予定の新作アニメ「灯しびと」の脇役キャストを発表した。既報(9/10発表・25日主人公役決定)の作品で、灯りをともす仕事を代々受け継ぐ少年を相方として支える幼なじみ役に、デビュー2年目の愛内すずな(あいうち・すずな、22)が起用された。愛内は会見で「大きい役を頂くのは今回が初めてで、正直まだ実感が薄い。台本を読んで、灯りを継ぐことの重さに少し泣いてしまった」と話した。
■ 主人公役・芦原颯との初顔合わせ
同日、既報(10/25)で主人公役に決まった芦原颯(24)との初顔合わせが報道陣に公開された。芦原は「次元調査面の記事を参考にした」と既報どおり明かしていたが、今回は「相方役が決まって、自分一人で役を作っていた段階から、ようやく二人の芝居になった」と話した。愛内は「芦原さんの声を初めて録音現場で聴いたとき、台本の少年がもう立っているみたいだった」と振り返った。呉羽監督は「等身大の少年を探して芦原に決めたが、その隣に立つ幼なじみも、同じくらい等身大の声が必要だった。愛内のオーディションは、台本のト書きにない呼吸の間が良かった」と起用の理由を説明した。
■ 「灯しびと」とは
既報どおり、本作は定常窓や外来系技術とは直接の関係を持たない、灯火アニメーションの完全新作。灯りをともす仕事を代々受け継ぐ少年が主人公で、来春のTCT放送に向け制作が本格化している。主題歌は既報(10/26)のとおり白瀬ユキが担当する。
■ 愛内すずなという新人
愛内は声優デビュー2年目で、これまでは数話限定の端役が中心だったという。所属事務所によると、オーディションには灯火アニメーションの過去作のファンとして参加し、台本を読み込んだ上で「幼なじみという役回りそのものが、灯りを継ぐ少年を外から支える視点を持っている」と自己分析して演じ分けたことが評価されたという。愛内本人は「大きな役を頂いたことへの嬉しさより先に、芦原さんの隣に立って恥ずかしくない芝居ができるかという不安の方が今は大きい」と率直に語った。
■ 現場の雰囲気
初顔合わせの現場では、脚本担当のスタッフが「二人のやりとりの間に、台本には書いていない沈黙が自然に生まれていた」と振り返り、呉羽監督も「初回の読み合わせでここまで手応えがあるのは珍しい」と手応えを語った。既報の芦原は「次元調査面の記事を参考にした」という自身の役作りについて、「愛内さんの幼なじみ役は、僕が記事から想像した世界に、生活の匂いを連れてきてくれる感じがする」と話した。
■ 灯火アニメーションの系譜
灯火アニメーションは、既報(01ワールドバイブル参照)のとおり外来系技術ものに強い制作会社として知られ、代表作の多くが揺らぎ関連の題材を扱ってきた。今回の「灯しびと」は定常窓・外来系技術のいずれとも直接の関係を持たない完全新作で、同社としては珍しい路線になる。制作担当者は「窓や術師を描かなくても、灯りを継ぐという営みそのものに十分な物語の重さがあると判断した」と説明する。
■ 今後
脇のキャストはあと数名、追って発表される見通し。来年のレコーディングは12月から本格化する予定で、本紙は制作の進捗を随時追う。





