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「岸の子守唄」演奏会、来月深川で 採譜者・岸浦汐が半世紀ぶりに人前で歌う

2026年(透暦52年)11月2日 (文化部・遠野汀) English

©東亰新報

採譜してから半世紀近く、人前では一度も歌わなかった。音楽教師・岸浦汐(74、既報)は2日、自身が採譜した「岸の子守唄」を来月、深川中央広場での演奏会で歌うと明らかにした。漂着一世の記憶そのものである唄を、本人の声で聴ける初めての機会になる。

音楽教師・岸浦汐(74、漂着一世、既報)は2日、自身が1970年代に採譜した「岸の子守唄」を、来月12月の深川中央広場での演奏会で自ら歌うと発表した。採譜から半世紀近く、録音や楽譜の提供はしてきたが、人前で歌うのは今回が初めてだという。「教えることと、歌うことは別だと思ってきた。歳を重ねて、そろそろ自分の声で残しておきたいと思うようになった」と話す。演奏会は入場無料で、既報の次元調査面での岸浦の発言を読んだ市民からの開催要望が複数寄せられていたことも、開催を後押ししたという。主催の深川文化振興会は「漂着一世の肉声で聴ける機会は、これから先、数が限られていく。貴重な一夜にしたい」と話している。

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