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機巧走「機巧祭」2日目、大学サークル混成チームが総合首位に 常磐堂を介助0回で逆転

2026年(透暦52年)10月20日 (文化部・遠野汀) English

©東亰新報

共生ロボットと人のペアで走る障害走「機巧走」の10月大会「機巧祭」は20日、湾岸の特設コースで2日目の競技を行い、大学サークルの混成チームが記録を縮めた上に介助0回を守り切り、初日首位の常磐堂チームを抜いて総合首位に立った。初日の「介助0回」の美技が2日目は速さも伴い、大会の見どころが「速さ」と「介助の少なさ」の両立に移った。

■ 混成チーム、介助0回のまま1分38秒に短縮

「機巧祭」2日目は20日午後、湾岸の特設コースで行われた。既報(19日)のとおり初日は常磐堂チームが3組(1分42秒・介助1回)で総合首位、大学サークルの混成チームが4組(1分45秒・介助0回)で2位だった。2日目、混成チームは同じ4組の編成のまま、介助0回を守った上でタイムを1分38秒まで縮め、常磐堂を上回る総合成績で首位に立った。主催者は「初日の『丁寧さ』が、2日目には『速さ』に変わった。介助が少ないことは、遠回りではなく近道だと証明した走りだった」と評価した。

メンバーの一人で大学3年の学生は「ロボットの歩幅の癖を昨日より読めるようになった分、こちらが無理に手を貸さなくても越えられる場面が増えた。介助0回は守りながら、どこで速度を上げられるかを考えた」と振り返った。

■ 常磐堂、タイムは維持も介助1回が響く

常磐堂チームは2日目も1分42秒とほぼ同じタイムを記録したが、介助1回が解消できず、総合では混成チームの後塵を拝した。既報どおり職場の掃除型ロボットを「預かり」で出場させている同チームの人間側は「うちの子(ロボット)は普段掃除しかしていないから、この伸びはむしろ立派だと思っている。順位よりも、昨日と同じ安定したタイムを出せたことを喜びたい」と話した。並走したコーチ役の同僚は「本番に強いタイプだと思っていたが、2日目も崩れなかったのは収穫」と付け加えた。

■ スコアは「組数・時間・介助回数」

既報どおり、機巧走のスコアは「組数・時間・介助回数」で表され、速さだけでなくペアとしての完成度が評価の軸になる。2日目は新たに3組が追加参加し、総合出場は7組となった。3位には初出場の港湾作業員チームが1分50秒・介助2回で入り、「ロボットと息を合わせるのは思ったより難しい」と苦笑混じりに話した。4位以下は僅差で、主催者は「中位の争いも初日より明らかに熱くなっている」と話す。

似せすぎ規制の範囲内での改造はコースの段差に合わせて各チームが工夫しており、主催者は「規制の枠内でどう工夫するかも、この競技の見どころの一つ」と話す。観客席からは、混成チームが段差を越えるたびに歓声が上がり、ある観客の親子連れは「ロボットが一回も手を借りずに越えるところが見たくて来た」と話した。大会は今月中にもう1日を残しており、主催者は「最終日まで首位が入れ替わる展開を期待してほしい」としている。

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