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六角球、東亰ヘクスが北都に6-4(1角) 岸浦律が今季2試合連続の複数辺

2026年(透暦52年)9月15日 (文化部・遠野汀) English

©東亰新報

六角球リーグは14日夜、湾岸アリーナで東亰ヘクスが北都を6-4(1角)で下した。開幕戦で3辺を挙げたエースの岸浦律(24)はこの日も2辺を追加し、2試合連続の複数辺。北都は開幕戦を浪速シックスに競り負けており、開幕2連敗となった。

■2戦目も湾岸アリーナは満員近く

六角球リーグ第2節は14日夜、湾岸アリーナで行われ、開幕戦(既報)で深川ペリカンズを下した東亰ヘクスが、北都を6-4(1角)で退けた。主催者発表の観客数は1万7,400人で、開幕戦の1万8,200人からわずかに減ったものの、平日夜としては上々の入りだという。

試合は前半、北都が先行した。開始12分で1辺、24分で2辺と積み上げ、前半を3-1で折り返した。北都の攻撃陣は「初戦の反省で、序盤から前に出た」と試合後に説明したが、後半、流れが変わる。

■岸浦律、開幕2戦連続の複数辺

後半開始早々、東亰ヘクスの岸浦律が1辺を返すと、終盤にかけてさらに2辺を追加。うち1辺は角がらみの「1角」がつき、これが決勝点となった。開幕戦で3辺を挙げてリーグ記録に並んだ岸浦にとって、2戦連続の複数辺となる。試合後、岸浦は「開幕戦の3辺は褒められたけど、1試合だけだと『次はどうせ落ちる』と言われる。2戦目も辺を取れたのは、そこへの返事のつもり」と話した。

尾の使用をめぐる審判確認は今回はなかった。岸浦は「今日はちゃんと手だけでした」と笑い、「前半に3辺取られたのは、正直こたえた。でも後半に出す、はうちのチームの決め事なので」と続けた。

■北都は開幕2連敗

北都は開幕戦、浪速シックスに4-4(3角)の接戦で角数差により敗れており、今節も敗れて開幕2連敗となった。北都の主将は「前半のリードを守れなかったのは実力不足。ただ、2試合とも僅差で終われているのは収穫」と前を向いた。北都はここまで4辺・4辺を取っており、決定力の面では他クラブと遜色ないというのが本人たちの見立てだ。

■東亰ヘクス、3位からの巻き返しへ

東亰ヘクスは開幕2連勝で今季をスタート。監督は「深川戦は後半勝負、北都戦は前半の遅れを取り返す勝負。内容は違うが、どちらも後半にきちんと出せた」と評価した。昨季3位からの巻き返しを狙うシーズンで、次節は敵地・尾張戦を予定している。

■他会場の結果と定常コンテンツ

同日、深川ペリカンズは浪速シックスと対戦し、5-5(2角)の引き分け。角数が並んだため、リーグ規定により両者に勝点1ずつが与えられた。尾張は開幕戦に続き韓洋出身の新加入選手が3辺を挙げ、連勝を伸ばしている。

学生壁上競走は既報のとおり16日に準々決勝(亀戸第二壁面)、プロの壁上競走リーグは18日に最終節を控える。尾追いの学校対抗リーグは、既報の都立枝川高校の開幕勝利に続き、今週末に第2節が予定されている。

■観客席にも「壁の常連」

湾岸アリーナの観客席には、既報のとおり開幕戦にも姿を見せた壁上競走の汀島るい選手(17)が、この日も友人と観戦に訪れていた。「岸浦さんの2辺目、見た瞬間に音が分かった。この前は8段目の音、今日は10段目の音だった」と、六角球の得点を壁上競走の段数にたとえる独特の感想を語った。18日に控える自身の最終節については「壁は、今日ちゃんと寝たかどうかしか聞いてこないので」とだけ答え、詳しい心境は語らなかった。

■リーグ折り返しへ、順位は依然混戦

六角球リーグは全22試合のうち2試合を終え、東亰ヘクスと尾張が開幕2連勝で並ぶ。監督経験の長い解説者は「六角球は前半でリードしても後半で覆る試合が多い競技。2試合で傾向を語るのはまだ早い」と話しており、9月下旬までは各クラブの持ち味を見極める段階が続きそうだ。

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