漂着民・市民
迫田佳寿子さこた・かずこ
「九霧の会」世話人ヒト・70歳
湾岸九霧事象で夫が行方不明のまま23年。毎月9日に慰霊碑前で「点呼」を続ける。
登場記事 6本 / 初出 9月2日 / 最新 10月1日
登場する記事
州崎「ノック」、住民が初めて三回叩き返す 翌朝、扉の外に漂着物
州崎第三住宅の「ノック」で30日未明、住民の一人が初めて音に応じて三回叩き返したところ、翌朝、玄関の外に湿った布の包みが置かれているのが見つかった。第三鑑定センターが回収、TDAは当該棟について居住者以外の夜間立ち入りを当面制限する方針を示した。管理組合は「これまでとは次元が違う」としている。
九霧23年、テープ1本を先行解析へ TDA、10月9日の点呼で結果報告
TDAは24日、既報の湾岸九霧事象・観測記録再解析計画(2026年6月にデジタル化完了、湾洋大学と2年計画)のうち、310巻ある磁気テープの1本を先行して解析し、結果を10月9日の「九霧の会」月例の点呼に合わせて家族会へ報告すると発表した。事象発生から23年、行方不明の12人の手掛かりを観測データの側から探る取り組みは、全310巻の本解析が来年夏の中間報告を待たずに、まず1本だけ先に動き出す形となる。TDAは「期待を煽る発表ではない」と繰り返し強調した。
窓の外の手帳:61人目の後に、62人目はいない
在野研究者・九重果林の連載コラム。湾岸九霧事象を主題とする次回作の聞き取りが61人目で止まっている理由について。
星霧ピクチャーズ新作、主演は篠宮ひかり 湾岸ロケ、聖地巡礼に配慮
新興の映画会社・星霧(ほしぎり)ピクチャーズは14日、篠宮ひかりさん(27)主演の新作恋愛映画「窓のこちら側で」(仮題)を発表した。舞台は湾岸地区で、揺らぎ現場に近い実在の場所をロケ地に使うことから、聖地巡礼による混雑への配慮策もあわせて示された。公開は来春の予定。
九重果林さん、次回作は「霧の外側」 九霧の関係者への聞き取り61人目
在野研究者・九重果林さん(52)が次回作の主題に据える湾岸九霧事象について、聞き取りが61人目に達したことが11日、分かった。今回で会った相手は「九霧の会」世話人の迫田佳寿子さん(70)。学界からの黙殺が続く九重さんは「今回は、霧の中で何が起きたかではなく、霧の外で人がどう待っていたかを書く」と話す。
九霧の9日間、310巻のテープに再び針 TDAと湾洋大、23年目の再解析
TDAは1日、2003年の湾岸九霧事象の際に観測網が記録した磁気テープ約310巻を、湾洋大学と共同で再解析すると発表した。今年完了したデジタル化により、当時の技術では扱えなかった秒単位の短い変動を読めるようになったためで、計画は2年間。過去最大の透過事象でありながら、原因も12人の行方も未解明のままの「九霧」に、観測データの側から改めて向き合う初の本格的な取り組みとなる。
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