岸辺セブン新曲「灯りの先に」配信開始 尾の振り付けは生ステージへ持ち越し
岸辺セブンの新曲「灯りの先に」が20日午前0時、配信・発売された。既報の30秒ティザーで話題を呼んだサビの尾を使う振り付けはフル映像化されておらず、23日の音楽祭「岸辺の歌」での生披露まで持ち越された。潮騒レコードは「音源はきょう届けるが、振りの全貌はまだ渡さない」とコメントしている。
■ 午前0時、静かな配信開始
岸辺セブンの新曲「灯りの先に」が20日午前0時、各配信サービスで一斉に配信・発売された。既報のとおり潮騒レコード専属作家チームによる書き下ろしで、23日の音楽祭「岸辺の歌」での初のライブ披露を控えたタイミングでの発売となる。配信開始の瞬間、メンバー7人はレコード会社の一室に集まり、スタッフとともにヘッドホンを回し聴きしたという。センターの岸柳ノア(20)は「毎回この瞬間は緊張する。今回は特に、振り付けの一部しかまだ見せていないので、音だけでどう受け止められるか分からなかった」と振り返った。
■ ティザーの反応、フルサイズでどう変わるか
18日公開の30秒ティザー映像は既報のとおり、獣徴のあるメンバーによるサビの尾を使う振り付けの瞬間が数秒だけ映り、ファンの間で早くも話題になっていた。フル音源の配信開始にあたり、潮騒レコードはあえて振り付けのフル映像を公開しない方針を貫いた。担当プロデューサーは「音はきょう全部届ける。でも、振りの全貌は23日の生ステージまで取っておきたい。両方を同じ日に出してしまうと、会場で見る楽しみが薄くなる」と説明した。
配信開始から数時間で、潮騒レコード公式チャンネルのコメント欄には「音だけ聴いても振りの気配がする」「サビの手前で伴奏が一瞬静かになるのは、尾の動きに合わせているのでは」といった考察が相次いだ。振付師は取材に「音源だけで振り付けの間合いに気づいた人がいたのは、正直うれしい誤算だった」と話す。
■ 岸柳ノア、既報の「揺れながら待つ曲」
岸柳は既報のティザー公開時、「灯りを待つ気持ちは、岸の子守唄と同じ曲かもしれない」「振り付けを見た後だと、待つだけじゃなくて、揺れながら待つ曲なんだと思う」と語っていた。フル配信を終えた20日、あらためて曲について問われると「聴いてもらったら分かると思うけど、サビに入る前が一番長い。待たせるのが得意な曲になったと思う」と笑った。獣徴のある本人の尾を使う振り付けについては「地味に難しいと会見で言いましたが、音に合わせて動かす練習を重ねて、いまはむしろ好きな部分になりました」とコメントした。
■ 潮騒レコードの狙い、「聴く楽しみと見る楽しみを分ける」
潮騒レコードの広報担当は「新曲を出すタイミングを岸辺の歌の直前に合わせたのは既報のとおり意図的だった。きょうは聴く楽しみ、23日は見る楽しみ、というふうに二段構えにしたかった」と説明する。既報の音楽祭の前売り券はすでに完売しており、当日会場に来られない読者・視聴者のために、フル音源だけは予定どおりきょう届ける形を取ったという。
■ 白瀬ユキの生放送と同じ夜に
奇しくも20日夜は、既報のとおり白瀬ユキが「岸の子守唄」の公式カバーを一度きりの生放送で披露する日でもある。潮騒レコードの担当者は「うちの新曲とはレーベルも違うが、同じ23日の音楽祭に向かう夜として、リスナーには両方楽しんでほしい」とコメントした。白瀬の事務所からも「重なったのは偶然だが、悪い偶然ではないと思っている」との反応が寄せられている。
■ 他メンバーのコメント
振り付けの主役ではないメンバーからも声が寄せられた。グループ最年長のメンバーは「フル音源を聴いて、サビ前のフォーメーション移動(既報)がより際立って聴こえるアレンジになっていると気づいた。耳でも変化が分かるようにしてくれたスタッフに感謝したい」と話した。別のメンバーは「配信開始から数時間で、もう替え歌をSNSで見かけた。歌詞を大事に書いてもらった曲なので、ちょっと複雑だけど、それだけ届いたということだと思う」と笑いながら語った。
■ 数字にも表れた反応
潮騒レコードによると、配信開始から6時間で、既報のティザー映像の「今月最速の再生数の伸び」をさらに上回るペースで再生数が伸びているという。担当者は「数字だけを追う曲にはしたくないが、23日への期待がここまで積み上がっているのは素直にありがたい」と述べた。
■ 23日への秒読み
音楽祭「岸辺の歌」は既報のとおり初の屋外開催で、白瀬ユキの「岸の子守唄」初披露、柳亭岸八の新作落語「窓芸」もあわせて予定されている。潮騒レコードは「新曲のフル振り付けは、あの会場で、あの空気の中で初めて見てもらう。それが一番いい届け方だと思っている」としている。小柳ちひろ記者は「音だけ先に渡して、姿は会場まで隠す。焦らし方まで含めて、この街のアイドルらしいやり方だと思った」と結んだ。
